ちょっと古い本だけど「幸福の計算式 結婚初年度の「幸福」の値段は2500万円! ?」(ニック・ ポータヴィー)という本を読んだ。
下記、一部引用
家族と死別した時の悲しみを埋め合わせる賠償額は、
配偶者が5000万円、
子どもが2000万円、
兄弟が16万、
(友人が130万)
どうでしょうか。
著者はイギリス人で、調査対象もイギリス人なので多少日本人の人生観とは相容れない点もあるかもしれないけど幸福をお金に換算するって面白い。
配偶者の価値(?)が5000万って、よっぽどラブラブなのかな?と思うけど、毎日顔合わせて一緒に過ごして…っていう「居て当然」の存在が、ある日突然いなくなってしまったら(たとえ夫婦仲が冷え冷えでも)その埋め合せには5000万必要なんだろうか。
私の旦那が5000万だとしたら、私は毎日5000万を拝みながらご飯を食べていたのか。というか、私も5000万の価値があるのか?(旦那限定)
兄弟の死が16万との事だけど、子供の間は兄弟の距離はとっても近いものの、(お菓子やゲームを取り合って5分に1回ケンカしたり。うちの子供の事ですが)大人になったら完全に別個人で、それぞれの人生もあるし、おそらく物理的にも距離が離れる場合も多いだろうし、そうなるとどうしても疎遠になると思うし、兄弟の死の安さについてはちょっと納得。
うちは去年ハムスターを飼い始めて、約1年後に食欲が落ちたみたいだったので動物病院に連れて行ったんだけど投薬・点滴・看病もむなしく、今年の春にご逝去された。
(長男次男、号泣😭)
普段からブロッコリースプラウト(腫瘍対策)サクサク豆腐(国産。プラントベースのたんぱく源)をあげて、健康には気を配っていたんだけど…。
うちの家族にとってあの子の価値はペットショップで販売されていた価値以上の存在だったなぁと思う。