あらすじを少し紹介。
主人公の由美子は中流家庭であることを自負する専業主婦。
息子には歯科矯正を受けさせ塾にも通わせ、手塩にかけ育てた。
中高一貫の名門校に入学した息子は一転、高校を中退してフリーターとなる。さらに結婚したいと連れてきた彼女は高卒。由美子はそれを受け入れられず…という話。
この本を読んだ教訓として
- 子供は思い通りには育たないことを自覚する
- 息子が将来どんな女の子を連れてきても文句を言わないでおこう
と心に誓った。
長期不況が続いてる事もあって、社会格差は確実に広がってるから由美子みたいな人はたくさんいると思う。
というより、私自身が由美子であり、この息子であるような気がする。
まず、私の学歴は父親の学歴より低い。
そして今の私と旦那の収入を合わせた世帯年収は現役時代の親の世帯年収よりも低い。
15年ほど前、私が結婚したいと今の旦那を私の両親に紹介した際、旦那は定職にはついていなかった。
(よく反対しなかったな🙄と思う。私3人兄弟の末っ子だし、割とどうでもよかったのかな…)
結婚当初は貧乏だった。
旦那は体を壊すようなしんどい仕事を長時間こなしてるのに給料が少なくて貧乏だった。
旦那の名誉のために言っておくと、日本で外国人が正社員の職に就くのは本当に本当に難しい。でも日本に住んでもらっているのは、私のワガママでもあるんだよね、私はフランス語が話せないから。だからといって旦那も日本語ヘタクソなんだけど。多分小学2年生の漢字の半分が分かる程度。
私が赤みそ買ってきて、とお願いすると「赤って人が歩いてるみたいな漢字だよね?」と分かっているのでおつかいは可能。
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