数年前に旦那が転職に成功し給料が上がった頃、子供はまだまだ手が掛かる時期だった。(小学校低学年と保育園児)
旦那の新しい仕事は今までの仕事とは畑違いで、「仕事が終わらない」と言って土日も出勤してた。
そして取り残される母と子2人。
そんな時、旦那が知り合いから「子供と遊んでくれる大学生のサークルがある」と聞き、たまたま家に居た旦那と一緒に4人で出かけてみた。
その場所に行ってみると、10人くらいの学生さんと、20人くらいの子供達が一緒に遊んでいた。
「あの集団が大学生のサークルかな?」と眺めながらまごまごしていると学生さんの一人が話しかけてくれてサークルの活動内容をまとめた資料をくれた。
遊んでくれるのは土曜の午後で子供の対象年齢は3歳~小6。
泥遊びする子、野球する子、鬼ごっこする子、みんなそれぞれ思い思いに分かれて学生さん達と遊んでる。
初回だったし最初から最後まで遊んでる様子を見てたんだけど、他の子は親が来てる様子もない。親に送り迎えしてもらってる子も居るけど、少数派。
初回からうちの子供が「楽しかったー😃」と遊び終え、それからほぼ毎週通うようになって結局トータルで3年ほどお世話になった。
でも学童を卒業するみたいに、小学校高学年くらいになると自然に遊びに行かなくなった。
(※諸事情でこの頃学童には通わせてなかった)
この頃の3年間は私と旦那にとっては激動の時代で、夫婦喧嘩も多かった。
頼まれると断れない旦那はキャパ以上の仕事量を抱え、家のことは私に任せっきり。
私だってフルで働いてるから、土日に子供と走り回って疲れを持ち越した状態では次の一週間乗り切れない。
共働きでやっと平均の世帯年収に届くカツカツのレベルなので、私が仕事を辞めるなんてことは絶対に無理。常にお互い疲れてイライラしてるし、超不毛な「自分の方が大変だし頑張ってますコンテスト(出場者2名)」が開催され、普段は喧嘩しないことでもイチイチ喧嘩してた。
そんな時、大学生のサークルと偶然出会ったのは、✨神様からの贈り物✨としか思えない。土曜日に数時間一人になれる時間は本当に貴重だった。
あの学生さんたちが居なかったら、私が体を壊すか、実家に帰ってたのではないかと思う。
今の私があるのは、あの学生さん達のおかげ。本当に感謝しかない。
ちなみにそのサークルは土曜の午後に遊んでくれるだけではなく、3か月に1回、日曜に遠足や、夏には花火や泊りのキャンプ、冬にはクリスマス会なども企画してくれてた。あとは学園祭にお邪魔させてもらったりした。
ランキングに参加しています