今週のお題「叫びたい!」
フランス人と結婚して、利便性・実用性について一切何にも考えずに夫の苗字に変えた。
結婚してすぐにハンコを作ろうと思って、おばあちゃんがやってる昔ながらのハンコ屋さんに行ったら
「あー、長すぎて入りきらないですねー。」
そうか…入らないのでは仕方あるまい、と苦肉の策で下の名前でハンコを作り直した。
もう苗字でハンコが作れない一族になってしまった…と打ちひしがれ、
ついでに夫の分も下の名前でハンコを作った。
それから学資保険の契約に必要だと思ったので、子供が生まれるたびに(長男・次男の分も)下の名前でハンコを作った。
(長男の契約にはハンコ使ったけど、別に要らなかった模様。次男の時はタッチペンで画面にサインだった。ってか、12年前からジュニアNISAあるなら学資保険なんか入ってなかった。)
でもまぁ、将来、息子たちがお婿に行って苗字が変わってもずっとハンコが使えるよ!
それから数年後、荷物の受け取りにシャチハタが欲しかったのでネットで注文したら普通に苗字でハンコが作れたのはビックリ。
おばあちゃーーん、ハンコ作れたよーーー😆
もう一つ不便なのは電話。
電話で名前を告げると必ず
「え?」
と聞き返される。
なので「すみません、名前がカタカナなんですけどー」
と言ってから、数回自分の名前を連呼するのが日課。
ちなみに会社では旧姓を使ってて、名刺もメールアドレスも旧姓のまま。
カタカナの名前を会社で使う勇気はない。
これについては夫はちょっとご不満な模様。
改めて苗字のアルファベットを数えたら9個あった。
この9文字のうち5文字だけを空気でうがいをする感じで発音する
と私の苗字。
と言っても私も正しく発音できないんだけどね。フランス語も話せないし。
ちなみに私の旧姓は2文字。
小野さん、みたいな。
思えば遠くへ来たもんだ。
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