学校から借りてきた手塚治虫の漫画(フランス語)
左から「アラバスター」「人間ども集まれ!」「地球を呑む」
ご丁寧にオノマトペも翻訳してある。(元の日本語を残したまま)
ジョジョの場合は紙面が忙しくなりそう。
カチカチ
ブオオォ
でも「シ~ン」に対応するフランス語はなかった模様。
「人間ども集まれ!」は、
カレル・チャペックの「山椒魚戦争」
っぽいなと思ったら、やっぱりあとがきで
このようなつきはなすような結末にしたのは、カレル・チャペックの
「山椒魚戦争」のラストに感銘を受けた影響があると思っています。
とのこと。
「山椒魚戦争」は佐藤優がオススメしてたので読んでみたんだけど、
「山椒魚戦争」って検索したら検索候補に佐藤優と出てくる…。
ちなみに山椒魚戦争は86年前の本。
手塚治虫と言えば、私にとっては「アドルフに告ぐ」
実在の人物の物語にフィクションを織り交ぜ、3人のアドルフの数奇な運命が面白かった。
去年まで寝る前に子供達に本を読んでて、その時に「アドルフに告ぐ」を読んだんだけど、まだ難しかったみたいで興味を持ってくれなかった。
でもこの3冊は長男(12歳)も次男(9歳)も夜寝る前や、朝学校に行くまでの準備が早めに終わった時などに読んでる。
そろそろ「アドルフに告ぐ」もいけるんじゃないの?
と、思ったけど日本語で読むのは難しくて嫌だけどフランス語だからこそOKなのかも…。
「アラバスター」「人間ども集まれ!」「地球を呑む」の3冊はどれも50年前の漫画。
産まれた時からインターネット環境に囲まれているデジタルネイティブ世代の我が子さえも夢中にさせる手塚治虫の才能に脱帽。
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