子持ちワーママの独り言

男の子2人(中学生と小学生)持ちの4人家族のワーママです。

コロナショック・サバイバル 日本経済復興計画

コロナショック・サバイバル 日本経済復興計画を読んだ。
冨山 和彦はJALやカネボウ、ダイエーなど数多くの企業再生や経営改革に携わってきた企業再生のスペシャリストで、この本は2020年5月に出版された本。
それから1年半経つ今も以前としてコロナ禍は続いている。

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この本の中の「修羅場のべからず集」がおもしろかった。
いくつか抜粋
・精神主義に頼る経営 合理的に不可能な指示を出して、現場がそれを実行できないと「根性があればなんとかなる」「出来ないのはやる気がないせいだ」とわめき出す。
・人望を気にする経営 一般社員からの目や人望を気にして、急に社員食堂で食事を始めたり現場社員との車座行脚を始めたり、電車で通勤したりする経営者はヤバい。
・衆議に頼る経営 経営厳しい決断に際して、人から恨まれたり批判されたりするのが怖いリーダーは衆議に頼り、時間をかけ熟議をして、みんなで決めたことにしたがる。

うちの会社はまだそこまで苦境に立たされていないと思うけど、一寸先は闇。
この「べからず集」にあることを実行しそうで怖い😂

 

出入国制限はもちろん、外出制限までもがほとんどの国や地域でかかるなか、まず打撃を受けているのは、観光、宿泊、飲食、エンターテインメント、(日配品、生活必需品以外の) 小売、住宅関連などのローカルなサービス産業である。 (中略)こうしたL型産業群は今やわが国のGDPの約7割を占める 基幹産業群である。しかもその多くが中堅、中小企業によって担われており、非正規社員 やフリーターの多い産業でもある。

そういえば、炊き出しに並ぶ人も、リーマンショックの際は工場勤めの男性が多かったけど、コロナ禍の影響は広範囲に広がっているので今は若い女性の姿もあるとか。

国でも企業でも、こういう時は本気で守るべきものを明確にして優先順位をつけるべきである。今回の危機の大きさと特性を考えた時、私は守るべきものは二つ、 「財産もなく収入もない人々の生活と人生」と「システムとしての経済」である。

 

このブログで入金されたお金をコロナ関連の団体に寄付しようと思ってるんだけど、なかなか入金されない…。そのうちコロナがが終わってしまうよ…😅

 

ところで、うちの会社を経営改革してくれないかなー。