久々に面白いと思えない本を読んだ。(それでもなんだか勿体ないので最後まで読んだけど。)
1日7冊の本を読んだ米原万里が「打ちのめされるようなすごい本」で紹介してたし、ドイツでは100万部を売り上げ、さらに映画化もされているらしいんだけど。
その本のタイトルは「いい男求む 美女35歳」(ガービー ハウプトマン)。
あらすじは
ドイツで100万部突破!爆発的人気を呼ぶ話題作。セックスしか頭にない男どもに愛想をつかした美女カルメン、35歳。新聞に「インポ求む」の広告を出したところが、ふるいつきたくなるような男がくるわくるわ…。愉快で、エッチで、本当はちょっぴり深刻…小説のワクを飛び出した抱腹絶倒のインポ大騒動。
「BOOK」データベースより
子持ちで仕事して毎日ワタワタ過ごすうち、私自身が恋愛モノに感情移入できなくなってしまったのだろうか。それとも25年前の本で少し古臭さがあるせいだろうか。
米原万里は
拍子抜けなのは、どんな事件も困難もあまりにも 主人公に都合よくトントン拍子にハッピーな解決へ向かっていくこと。 もっとも都会に仕事を持って生きる女のためのおとぎ話として読むならば、 結構楽しめる。ドン・ファンとか源氏とか好色一代男のような女性遍歴ものの逆を行く男の品定め物語。
打ちのめされるようなすごい本
と言ってる。まさに、夢のような世界観のおとぎ話だった。ちょっと読んでてイライラするくらい。結局誰もが羨む美男美女はめでたく結ばれましたとさ!!!(ヤッカミ)
私のピュアなハートはどこに行ってしまったんだろう。
どうせ映画化するなら、誰もが振り向くヒロイン役はKristina Romanovaでやるくらい振り切ってて欲しかった。女優じゃないけど。
Models.com
それか、この本のヒロインはグラマーさんらしいので、Lで始まるこの人か。
セクシーすぎるので画像は小さく。
これが天然って、それもスゴイなと感心する。
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