何かの本の中で、お勧めされていたので「定年バカ」(勢古 浩爾)を読んだ。今まで私が読んできた本とは毛色が違う「脱力系」の本。今まで追い立てられるようにビジネス関係の本を読んできたけど、この本を読んで、こんな考え方もあるのかと肩の力が抜けた感じ。
この本では「定年本」ブームの「あれやれ」「これやれ」に惑わされず自然体で生きていくことを主張。と言っても瀬古さん、一つの会社で34年勤めあげたサラリーマンで、奥様、子供、お孫さんもいて、家のローンも終わってるんだけどね。
「100年人生」の一大ムーブメントを巻き起こした30万部のベストセラー『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』についても、辛辣な評価。
お勧めの本の一覧が掲載されている本は珍しくないけど、「評価一覧」は珍しい。
中には「不可」とか「ふつう」とか評されている本も…。
あんまり自分を追い詰めなくてもいいのかな…と言う気にさせてくれた。
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