ネットかどこかでお勧められてた「女の子がいる場所は」(漫画)を読んだ。
サウジアラビア、モロッコ、インド、日本、アフガニスタンでそれぞれ暮らす5人の女の子が主人公の短編集。
一番最初のお話はサウジアラビアに住むサルマ。サウジアラビアで女性の生き方に窮屈さを感じ、「わたしたちは結婚しないと生きていけないの?」と自問。
先月サウジアラビアに行ってきたけど、確かに町ゆく人に女性は圧倒的に少なかった。見かけたとしても外国人女性だったり。ホテルやレストランのスタッフとして働く女性はほぼ外国人だったし。
世界三大宗教の中で一番新しいイスラム教は、女性を自由にするとどうなるかが分かっているから女性に色々と制約をかけているのだと聞いたことがある。日本の現在の出生率の低さを見ると、何にも言えなくなる…。
サルマ本人の希望通り、ブルカ無しでサッカーできる日が来るといいんだけど。
日本を舞台にしたお話では、シングルマザーの母と暮らす「まりえ」が主人公。両親の離婚の原因は「母が社会で成功しすぎたから」。母が出世すればするほど不機嫌になる父、母が家事をしないのを良く思わない父…。
そういえば看護婦さんは自分で十分に稼げるため、しょうもない夫に我慢する必要がないから離婚率が高いと聞いたことがある。そういえばハリーポッターに出た女優のエマ・ワトソンも彼氏とうまくいかないと嘆いていた。それは彼氏よりもエマ・ワトソンの方が有名で資産もあるから。
女性差別って、中東だけの問題じゃないんじゃん…。
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