子持ちワーママの独り言

男の子2人(中学生と小学生)持ちの4人家族のワーママです。

私と英語

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ニュージーランド

私が英語を勉強しはじめたのは、小学校5,6年生の頃。

英語を勉強し始めたのは塾で。といっても週に1回程度なので、挨拶などの基礎の基礎を勉強してた。特別勉強し始めるのが早かったわけではなかった。

そのまま中学生になり学校で英語の授業が始まったんだけど、別に面白くもないし「動詞の変化ってめんどくさいなー」と思ってた。英語の成績も普通だった。

そんな時、うちの2軒隣にアメリカ人のご家族が引っ越してきた。お父さんは英語の先生で、少し日本語が話せる。その家の長女が私と同い年だったこともあり、週末にはその子の弟・妹を交えて一緒に遊ぶことが数回あった。

 

そこのご家庭のお子さんは3人とも学校に通っておらず(ホームスクーリングは、アメリカではまぁ一般的なのか?)引っ越してきたかと思えば一年も経たずに引っ越していった。しかも家財道具などを売り払い、キャンピングカーを買ってキャンピングカーを新しい家にした模様。

(私に対して一切勧誘は無かったし、おうちの中にも宗教色があるものはなかったけど

今、思い返せば、そのご家庭は何か宗教の布教で来日していたような気がする。)

 

その後、私が中学2年になった時、市の姉妹都市交流の一環で中学2年を対象に夏休みに2週間ニュージーランドへ派遣する募集があった。

(母親が「応募してみたら?」って背中を押してくれたんだけど、その理由は市が運営してるから安心なのと、費用も良心的だった模様。)

応募が多数あったようで作文での選考があり、私は無事合格(?)した。

クラスの中でも数人応募したみたいだったけど、受かったのは私だけだった。

私は別に作文が上手い訳でもないし、私より頭の良い子が落ちてたので、私の場合は作文の題材(近所のアメリカ人のご家庭との交流について書いたので、既に国際交流の実績アリとみなされたのかも)が良かったんだろうなぁと思う。

 

その後、出発までの毎週土曜日に事前研修会があり、英語の勉強、向こうに着いたときにお披露目する歌の練習、ホームステイ中の心得(出来るだけリビングルームで過ごすようにする、華美な服装は避ける等)について勉強した。

 

いざ、初海外、ニュージーランドへ。

ホストファミリーの家には3姉妹が居た。田舎だけど大きな家に住んでて、私専用の部屋を与えてくれた。3姉妹のうちの1人と一緒に学校体験として学校へ数日だけ通ったり。

街で待ち合わせしてた現地のカップルが挨拶のキスをしてから2人で歩き始めるのをキャーキャー言いながら日本から一緒に行った子と観察したり、更衣室に置き忘れたプラスチックの安いブラシが盗まれたり(日本では多分盗まれないと思う…)色々なカルチャーショック(?)を受けた。日本から一緒に行った男の子がニュージーランド現地の女の子に「君の眼はなんてキレイな色をしているんだ」と言って、女の子が感激したり。

 

ホストファミリーには「アタリ」「ハズレ」があると言われてるけど、私のホストファミリーはこの上ないくらいの「アタリ」だったと思う。夜にも親がちゃんと家の中に居たし、子守や家事を一方的に押し付けられることもなかったし、週末には遊園地やプールにも連れて行ってもらった。わざわざ日本のお米を買ってきて炊いてくれたり。そのホストファミリーは他のアジアの国からも時期をずらして受け入れてるようで色々な対応に慣れてた。至れり尽くせりで初めての海外を満喫したんだけど、惜しむらくは私の英語力。

その時は「th」がちゃんと発音できなかったので、「thank you」も恥ずかしくて言えなかった。

なので申し訳なくて、帰国後は英語を真面目に勉強するようになり、そしてそのうち得意科目になり、高校は「英語進学コース」がある高校を選んだ。英語の授業がたくさんあるコースで英字新聞を使って時事英語を勉強する授業や英語でのタイピング授業があった。

大学は英語系ではなかったけど、長期休暇の間は英語を集中して勉強し、入学当時はTOEIC500だったけど卒業時には815までスコアを上げた。(今年15年ぶりに勉強し直して900点を取得した)

そして英語を活かしたいと思い、卒業後は貿易事務の仕事に就いた。

 

語学は勉強するのにものすごく時間が掛かるので(言い訳)英語しか履歴書に書けるようなものがないのがちょっと恥ずかしい。しかも英語が出来ると言っても、同時通訳が出来る程の極めたレベルではない。

高校や大学で留学すれば手っ取り早く英語力が身に着いたのかも知れないけど、費用は掛かるし、海外に行ったからと言って必ずしも英語力がアップするとは限らない。

 

でもコロナがおさまったら、子供には若いうちに海外(フランス語圏ではない。フランス語圏なら、あの子達にとって日本以上に「ホーム」なので、普通にほっこりしちゃう😣)に行き、いろんな体験をしてもらいたいな、と思う。

 

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