タイでの日程を終えて帰国した。
今回の出張での帰りのフライトは、社長はファーストで上司と私はビジネスの予定だった。なのにフライトの3日前に連絡が入り「機材が変更となり、ファーストクラスの設定がない便となりましたのでビジネスクラスでのご搭乗となりました。ご予約のファースト1席の差額を返金します。ご了承ください。」とのこと。ダブルブッキングしたのか、より多くの乗客を乗せるためにファーストクラスの設定のない機材になった模様。
普通にタイ国際空港でチェックインしたところ、係員2人がこそこそ相談して連れていかれたのが別室。元々ビジネスの上司と私も「お連れ様」としてファーストとして案内された。
壁の一枚向こうでは、貧民どもの雑踏が聞こえる。そして壁のこちら側ではスタッフがかしづいて接客対応してくれる。
「ファーストクラスを予定するほど財力のある客の予定を航空会社の都合でランクダウンさせてしまった」ことの非を埋め合わせるためなのか、ファーストクラスに乗りなれている社長も少し面食らうほどの丁寧さ。
そして保安検査場後は、ラウンジのずっと奥にあるプライベートルームへ案内された。飲食に関してはビュッフェスタイルではなくわざわざ女性が注文を取りに来てくれる。もちろんアルコール類も含めて軽食・デザート類がすべて無料。
メニューとウェルカムドリンクの謎ジュース。でも美味しかった。
フレッシュココナッツジュース。このあとチョコレートケーキも頂いた。
これは普通の「ラウンジ」。プライベートルームはこの奥にあった。
そして普通のラウンジにあったビュッフェのお菓子。ポケット一体になるまでもらってきた私はそう、貧民どもの一員。今回はアクシデントでファーストのラウンジに紛れ込んだだけ…。
さよならバンコク。また来るその日まで。
そして明日からは日本をあちこち出張する予定。
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