子持ちワーママの独り言

男の子2人(中学生と小学生)持ちの4人家族のワーママです。

電車のおじいちゃん

毎朝、平日は次男に「ママ、行くよ!」と急かされながら次男の都合のよい時間に一緒に家を出るので、私の電車の時間よりも早くに家を出てしまうことになる。そして駅に着くと、やはり狙っている電車の1本前の電車がホームに到着している。「会社には早く着いてしまうけど、せっかく電車が来ているなら乗ってしまうか」と予定より1本早い電車に乗るんだけど、ホームに並んでいる列の中ではほぼ最後の人になるので電車には乗れるけど座れない。
(確実に座るためには、ホームの列での順番で前の方に並んでおかないとダメ)

そんな毎日を過ごしているうち、あることに気が付いてしまった。その電車のその車両のその席に座っているおじいちゃんは、次の駅で降りる、ということに。
それからというもの1本早い電車に乗った時は、まずおじいちゃんを探しておじいちゃんの前に立ちはだかり吊り革を握る。そう、「おじいちゃんの目の前は誰にも渡さない!」ところが昨日、私と同様におじいちゃんの存在を知っているサラリーマンの乗客が一人。おじいちゃんにプロポーズするかの如く、彼も私もおじいちゃんの目の前の立ち真正面の位置の陣取り合戦が開幕。そして私が無言の戦いを制した。そして次の駅でおじいちゃんが降りるために立ち上がったところで私がおしりをスルリと滑り込ませる。

青:おじいちゃんの進路
赤:私のおしりの行方

馬鹿め、おじいちゃんの進路を考えたらドアと逆の方を陣取るのが大正解なんだな。そうじゃないとおじいちゃんに進路を譲るために一瞬のスキができるから。

車内図面は東京都交通局のHPより拝借。

「勝った!」と座って文庫本を広げたところ、視界に杖が…。そう、杖をついたおばあちゃんがやってきたッ。そして私が座っているのは「優先席」。見てしまったものは仕方がない。「どうぞ…」と席を譲り、敗者の如くトボトボと向かい席の吊り革へ。するとその次の駅で私の目の前の人が降車!勝った!そしてスルリと着席。

あのおじいちゃん、絶対私の存在に気が付いてると思う。働いてるおじいちゃんなんだとは思うけど、毎日乗車している訳ではないんだよね。嘱託か?もっとおじいちゃんについてのデータが必要…。

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