子持ちワーママの独り言

男の子2人(中学生と小学生)持ちの4人家族のワーママです。

ニーチェと私の共通点

とある本を読んでいたら、ニーチェの「道徳の系譜学」の引用があった。

彼ら彼女らのうちには裁判官に偽装した復讐鬼がうようよいて、 「正義」という言葉を毒のある唾液のようにいつも口に含み、たえず口先を尖らせて、満ち足りた面持ちで上機嫌に街を歩いていくすべての人に唾を吐きかけようと身構えている 。

えっ、すごい、ニーチェって私みたいな人間関係が最悪なブラック企業で働いてたの?センパイじゃん!
と夫に言うと、「いやー、ニーチェは大学教授だし」と言われた。
大学で哲学を専攻した夫は、この引用を私が説明し始めた時点で「あー、知ってる知ってる」という感じだった。

哲学科を卒業して就活すると面接で「あなたが大学で学んだことをどのように弊社で活かせますか」と嫌味な面接官に聞かれるらしいけど、哲学科卒ではない私があえて答えるとしたら「苦境に立たされた時でも自我を保つのに役立ちます」って感じかな。夫にとっては哲学は「結婚生活の中で何とか自我を保つため」だったりして…。

社内の経理の人とこっそりランチに行ったことが何度があるんだけど、先輩経理社員に「経理の情報をあまり人に言わないでね」と言われたらしい。
その「人」って私のことじゃん。その人も私としかランチに行ったことないから。ということは「独り言さんに情報を漏らすな」ってことか。
まぁ経理なら人の給料とか知ってるけどそれは暗黙の了解で他言無用だとは思うし、私もそんな事を聞き出そうとはしないけど2人でランチに行きにくい。というか、もう今後は無理そう。帰る時間が一緒になった時に、最寄り駅(駅ビルなのでビルの下)まで
ちょっとお互い愚痴るくらいかな。

社内が殺伐としているから上司は「月一くらいで、みんなで一緒にランチをとろうか」と言ってるけど、その話も全く実現に至ってない。きっとみんな「えー、今更、仲良くもないのにメンドクサイ」と思っているのだろう。

ニーチェの本、図書館で借りて読んでみようかな。

ランキングに参加しています

にほんブログ村 家族ブログ 共働き夫婦へ
にほんブログ村

にほんブログ村 家族ブログへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村