子持ちワーママの独り言

男の子2人(中学生と小学生)持ちの4人家族のワーママです。

通訳のジレンマ 2

昨日のブログが長くなってしまったので3つに分けることにしたんだけど、中盤から後は別に「通訳のジレンマ」ではないような…。もうちょっとよく考えてからタイトル決めたら良かった。

f:id:grulla:20220217103006j:plain

 

米原万里はインタビューで「専門家の立場から『通訳』という職業の全体像を。」と聞かれ、

米原 たしかに向き不向きはあると思います。時間のストレスに耐えられる図太い神経 系と頑丈な心臓。一般に平時の心拍数は60~70。重量上げの選手がバーベルを持ち上げる一瞬、それが140まで上がるといわれます。ところが、同時通訳者は、作業中の10分なら10分、20分なら20分ずーっと心拍数は160を記録し続けるのですから。また完璧主義者には向きません。時間的制約ゆえに最高最良の訳のかわりに次善の訳で我慢する妥協の精神が必要です。

偉くない「私」が一番自由

確かに、聞きながら話す。しかも外国語を。聖徳太子もビックリ。

でも心理的作用だけで心拍数が160まで上がるのかは、「ホントに??」と思ってしまう。160ってかなりだと思うんだけど。

 

夫はどう考えてるか分からないけど、うちの夫婦間の会話は日本語・英語・フランス語混ぜ混ぜで、どこまで真意が伝わってるのか不明。まぁ概要が分かれば良いと思ってる。30%とか?ちょっとくらい理解不能な方がミステリアスでお互いのハリボテの魅力が長続きするような気もする…。

言語を混ぜて話すのが一番良くないと知っていながら、もうかれこれ15年ほど止められない。言語を混ぜて話すのは、例えるなら「冷蔵庫の中にある余り物でご飯を作るようなもの」だと思う。毎日手近なもので適当に野菜炒めで済ませていては、料理(言語)は上達しない。違う食材(=語彙、文法)にもチャレンジしないと、いつまで経っても出来る範囲が広がらない。

それでなくても家族内の会話の語彙は限られてるし(テストどうだった?お弁当全部食べた?とか)言語以上にお互いについての事前情報が豊富なので語彙に頼らなくても済んでしまう。単語のみ!でもつなげれば最低限の真意は伝わるのかも知れないけど。

真意について面白い寸劇が掲載されていたので、明日ご紹介。

 

ランキングに参加しています

にほんブログ村 家族ブログ 共働き夫婦へ
にほんブログ村

にほんブログ村 家族ブログへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村