長男はうちは貧乏だと思ってる。
私はうちは中流だと思ってる。
この認識の違いはどこから生まれてくるのか。
確かに長男次男が通う学校にはビックリするくらいのお金持ちのおうちもあるけど、うちみたいな庶民もたくさんいる。でもまぁ、目につくのはお金持ち家族だよね…。
うちはまだ賃貸住まいなんだけど、これが長男にとって大きな「うちはレ・ミゼラブル」の理由らしい。でもこれには訳があって、マイホームを購入すると「資産アリ」とされて学校の奨学金（返済義務なし）が下りないから。なので次男が大学に入学するころに、夫婦２人で住む小さな中古の一軒家を買おうと思ってる。夫は今でも「賃貸に住むのは家賃がもったいない」と言うけど、今家を買っても将来は子供2人ともかなりの高確率で日本に住まないのに、無駄に広い家に住むの事こそもったいないと思うんだよね。子供が巣立ってからの方が長いのに。長男は13歳なので18歳まで一緒に住むとしたら、もう長男に関する子育ては70%終わった感じ。
あと、一戸建て住まいの知り合いが「台風でアンテナが倒れてテレビが映らなくなったから修理の人を読んだら、高所作業のせいかすごく料金が高くて…」と言っていたけど賃貸なら「もしもし、大家さーん？」で済むし。まぁ、賃貸マンションでアンテナが倒れることはないんだけど。
私はこのまま一生賃貸でもいいと思ってるくらい。子供2人が日本に住まなさそうだから、私たち夫婦が死んだあと、空っぽになった家は誰が管理するんだ？っていうね。売れれば良いけど空き家は今後固定資産税が6倍になるという話もあるし、日本の章しかも恐ろしいスピードで進んでるし。
この辺のけち臭さが長男にとっては、レ・ミゼラブルなんだろうなぁ。
まぁ、私が働いてるのも自己実現とか一億総活躍社会の中で輝くためではなく、カネのためだしな。
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