今週のお題「秋の歌」
秋の歌かぁ…。
秋の童謡と言えば
・夕日に照る山紅葉の「紅葉」
・こぎつねコンコンの「こぎつね」
あたり…。
うちの子供は、長男は4歳、次男は3歳からフランス語を母国語とする各種学校に通っているんだけどこの各種学校の休暇中(春夏秋冬、ちょっとした長期休みがある感じ)には学区内の公立小学校に通っていた。(今はもう通っていない。)
うちのエリアの教育委員会では
「一人の子供につき、通う学校は一校のみ」
と基本指針が出ているものの、校長先生によっては
「地域の子供を分け隔てなく受け入れる。」
という学校もあり、学区内の公立小学校に通えるかどうかは校長先生次第。
うちが住んでた学区では有難いことに子供を受け入れてくれていたので、不定期で学区内の公立の小学校に通わせてもらっていた。
公立小学校に通ってる期間に音楽の授業で習っていたのが、秋の歌である「こぎつね」
歌詞を覚えて歌って、鍵盤ハーモニカを弾くテストがあった。
でも歌いだしの「こぎつねコンコン」の「コンコン」が問題で、
フランス語ではconは「ばか、愚か者」と言う意味がある。
なので長男に
「こぎつねバカバカ」
だと思った?と聞くと
「ううん、日本語のコンとフランス語のconは発音違うでしょ。」
とのこと。
むぅ。可愛くない。一緒でいいやんけ。
しばらく家では「こぎつねバカバカ」と歌って遊んだけど。(私が)
ちなみに長男が生まれる前に「レイ」って名前はどう?と夫に聞くと「お尻の割れ目っていう意味もあるからやめよう」って言われた。
短い単語って、国境を超えると誤解を招く意味を持つ場合が多い気がする。
スぺイン語のニンニクのajo(アホ)とか。
近畿大学も誤解を避けるために「KINKI UNIVERSITY」から「KINDAI UNIVERSITY」に英語の名称を変更したしね。
公立小学校については、今は通っていない。
引っ越したその先で、通わなくなってしまった。
各種学校が休みの間も公立小学校に通うのがしんどかったのと、あとはただ単純に勉強についていけなくなった…。
例えば「社会」の授業については、
各種学校でマリー・アントワネットやナポレオン
を勉強してる子が
公立小学校で吉野ケ里遺跡や豊臣秀吉を勉強できないし…。
公立小学校については正直、PTAや下校時の旗振り当番がしんどかった。(私が)
それから新年度の土曜日の午前中には、子供2人を連れて学校医の先生の内科・歯科・眼科などのクリニックをハシゴした。学校検診の日に欠席した子のために「予備日」も設定されてるんだけど、うちの子は予備日も欠席してるので学校から用紙をもらって先生のクリニックに直接出向く必要がある。
尿検査については、事前に容器を学校から頂いておいて、提出日には私がお届けに学校へ行った。
給食費については、食べた日のみ請求。有難い。
何も無くても2週間に1回くらいアポをとって私が学校に行き、お便りをもらって先生と定期的にお話する時間をもらってたんだけど、クラスの保護者で一番多く先生の時間を頂いていたのでは?と思う。
長男と次男がそれぞれ1年生になって、入学式には出たけど次に登校するのは7月上旬だったので担任の先生から朝顔セットをもらって7月まで家で育てることになった。
うちは日当たりがイマイチなので、
「他の子の朝顔と同じくらい立派に育てなければ!」
とハイポネックスの力も借りて、(ドーピング)
プランターをベランダの一番日当たりの良い場所に置き、
更に高さを出して日当たりが良くするためにバケツを下に置き、
週末家にいる間は日の傾きに併せて1時間毎に微妙に位置をずらたりして本気で育てたら、
元気すぎてオバケ朝顔が育ったのは良い思い出。(私にとって。)
色々あったけど、今まで不定期にうちの子を受け入れてくれていた学校には感謝。
新年度が始まり、やっとクラスがまとまってきた頃である7月にうちの子が登場して担任の先生も大変だったと思うし、学用品購入のタイミング、給食費の計算などで迷惑をかけて先生の仕事をだいぶ増やしてしまったと思う。
クラスメイトにとっても、たまに学校に来る日本語イマイチの謎のハーフ男児の存在は落ち着かず、鬱陶しかったかも…。
高学年になってからは、中学受験を予定してる子の日常生活をかき乱したのではないかとそっちも心配。
でも子供にとってはかけがえのない体験ができたと思う。
ありがとうございました。
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