「クリスマスケーキは9月頃に作って12月までの3か月間冷凍しておく」って言う話を思い出して、
スーパーの裏側(河岸 宏和)を読んだら、ケーキよりをはるかに凌ぐツワモノが居た。
干物は、発泡スチロールの箱の中に、裸の状態で入れられて運ばれてきます。
スーパーの厨房ではそれを凍ったままトレイにのせて、ラップ包装を行います。 なかには、すでにパックされた状態で入荷され、解凍して「賞味期限」のラベルだけ貼ればい いものもあります。
こうして冷凍保存されている干物には、もともとの「賞味期限」がついています。
しかし、スーパーで解凍して販売すると、その「解凍した日」 「パックした日」が「製 造日」になり、その日を基準に、新たに「賞味期限」が設定されるのです。
スーパーに並んでいる干物の「製造日」が「今日」となっていれば、みなさんは「そ
の干物がつくられたのが今日」だと思いますか? 今日つくったものを店に並べていると 思いますか?
そんなことはまずありません。あくまでそれを「解凍したのが今日」「パックしたのが 「今日」というだけです。
そのアジがいつ釣り上げられたものか店員さんに聞いてみても、きっと答えられないと思います。
実際には、釣り上げられたのが2~3年前なんてザラ。下手をすれば4~6年前なんてこともあります。
いまは冷凍技術が発達しているので、5年前のものでもそれが直接、健康被害につな がることはありませんが、味となると別です。5年前の干物がおいしさを保っているわけがありません。
それ以前の問題として、5年前に釣り上げられた魚の干物を、みなさんは食べたいと思うでしょうか?
Google Lensの「画像からテキストをコピー」が便利すぎる❤
ちょっと古い本だったこともあり(2009年)、本の中で問題提起されていた賞味期限については、正直「そこまで厳しくなくても良いんじゃないかなぁ」と思った。
(ネズミ、Gの対応、ひび割れた卵の再利用とか衛生面は気を付けて欲しいけど)
一時期は賞味期限の偽装問題が取り沙汰されたけど(雪印、不二家、吉兆、赤福、白い恋人)食エコやフードバンクの方が重要視されてるような。
(不正表示も勿論ダメなんだけど)
どこかで食品ロスについての話を読んだなぁ、と思い出して本棚から引っ張り出してきたのが
「NHKラジオ講座 実践ビジネス英語」の2020年5月号の「食品ロスを減らす」
TOEIC対策に以前聴いてた。CNN10も聴いてたけど、今は聴いてない。本当は継続していかんといかんね…。
「食品ロスを減らす」の内容を簡単にまとめると
・アメリカは世界で最も裕福な国で最大の食品輸出国でもあるものの、4,000万人を超えるアメリカ人が飢えの問題に直面している。
・アメリカでは食べ物の20%がゴミ箱行きとなり、その廃棄食品の量は20億人が食べていける量である。
・日本は世界最大の食品輸出国の1つ。食料供給の点では、日本自給率はわずか約40%。
・日本は1年間に約5,800万トンの食糧を輸入しているが、3,000万トン分の食料を廃棄している。
・日本での食品ロスの原因は賞味期限切れによる廃棄・返品。
「使用期限」「販売期限」「消費期限」「推奨期限」「賞味期限」といった表示の意味の解釈によって、まったく問題なく食べられる食品が捨てられている。
賞味期限と言えば、うちでカレーを作って2,3日鍋ごと冷蔵庫に入れておいたカレーが、(毎日火入れしてたと思う)お玉ですくうと納豆のように糸を引いたのでビビッて捨てたことはある…。
じゃがいもを入れる足が速くなると聞いたので、それ以降じゃがいもは入れないようにしてる。ちょっと心臓が止まると思ったくらい怖かったので。
アメリカのレストランには「ドギーバック」が用意されていて、建前上は
「レストランで食べきれなかった食べ物をおうちにいるワンコのために持って帰る。」
袋(容器)なんだけど、実際に食べるのはヒトで、食品衛生などに問題があっても自己責任になるそう。
美味しそうなお弁当が並んでるけど、ビックリするのはこれが
いただきますの前じゃない
ということ。
この写真が撮られたのは
ごちそうさまの後
このお弁当を作ったのが私だったら、号泣する自信がある😭😭😭
これこそ、ドギーバッグの出番じゃないか😭😭😭
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