子持ちワーママの独り言

男の子2人(中学生と小学生)持ちの4人家族のワーママです。

「あいつ使えない」の本当の意味

「99%の人がしていない たった1% の仕事のコツ」(河野英太郎)を読んだ。

書いてある内容は、まぁまぁどこかで聞いたことある内容が多かったんだけど、一番印象に残ったのがこの部分。

かつて先輩が聞かせてくれた話があります。 「『あいつ使えない』という表現は、『あの人は役に立たない』という意味ではなく『私にはあの人を使う能力がない』という意味だ。『あいつ』と指差した手の指のうち3本は自分に向かっている」
これを聞いて、私はこの言葉は決して使わないようにしよう、と決めました。この言葉を発するということは、自分が彼、彼女に対して適切な対応を取ることができず、 負けを認めることだと感じたからです。

以前勤めた会社で、よくこの言葉を聞いたなぁと懐かしく思った。そのうちの一例が、同業他社への即日転職事件。前の会社でとある社員が自主退職することになったんだけど、虫の知らせがあったのか退職前に社長はその社員を呼び出して「私は同業他社に入社しないことを約束します」という書類を用意して署名させた。そしてその後その人はすぐに同業他社に勤め始めたんだけど(!)その会社がうちの会社の下請け会社だったのですぐにバレて、下請け会社の社長を呼び出したことがあった。そこで書面に書類させたことを持ち出して滾々と説教してたんだけどその時に「あの社員、そんなにいいか?」というようなことをボヤいてた。まさに『私にはあの人を使う能力がありませんでした』と白状してたんだなぁ、と今になって思う。

そしてそんな会社を辞めてよかったなぁと改めて思う。今となっては、なんでもっと早くに辞めなかったんだろう?と思う。以前の会社の魅力の一つは「近い事」だったんだけど、(引っ越ししたから多少距離が変わったこともあったけど、徒歩10分とか自転車で15分とかだった)会社を選ぶ上で一番大切なのは「近い事」ではないな、断言できる。でも転職って、給料が下がるかも?とかとんでもない社員がいるかも?と思うとなかなか実行するのが難しいんだよね…。

 

ランキングに参加しています

にほんブログ村 家族ブログ 共働き夫婦へ
にほんブログ村

にほんブログ村 家族ブログへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村