夫の職場で、20年近く正社員で勤めていたスタッフが今月で退社することになった。
事前に社内で話し合って、部署内の人が一人ずつ、毎日ちょっとしたプレゼントをあげることに決まったらしい。例えば12/23が退職日だとしたら、12/1から順番に17人のスタッフがプレゼントをあげる感じ。
こういうチョコとか飴が入ってる「アドベント・カレンダー」みたいな。
これって食べるの一日一個なんて絶対我慢できないよね。
事前に「12/XXは、OOさんが△△をあげる」と確認してプレゼントが重ならないように取りまとめもしたらしい。夫に見せてもらったけど、他の人はポインセチアの鉢植えとかシュトーレンとか。
なんだそれ、めっちゃ愛されてるやんけ。
しかも退職日の夕方には社員ほぼ全員がが廊下に出て、愛されスタッフが拍手を受けながら廊下を歩いて、会社をあとにしたらしい。
なんだそれ、めっちゃ愛されてるやんけ。
私も前の会社に17年勤めたけど、最後の方には軽く干されてる感じだったんですけど？
私が使ってた会社のウェブシステムのパスワードとかは全部、退職前に変更されてたんですけど？（退社後、私がログインできないように）
退社の瞬間なんて、「あれ、私明日も出社するんだっけ？」って思うくらい、いつも通りの日常の延長でアッサリしてましたけど？まぁいいんですけどね、別に。
転職して半年以上経ったけど、前職への未練は一切ない。なんなら、もっと早く転職したら良かったと思ってる。ちょうど今の会社は売り上げも良くて（輸出なので円安も追い風）決算ボーナスやインフレ手当も出て、17年勤めた以前の会社の年収を抜きそう。唯一の今の会社は通勤に1時間掛かることだけど、リモワ適用でそれもカバー。前職は徒歩10分だった。会社が近いって大事だけど、一番大事なことでは無かったと今更ながら思う。
前職では謎の社内ルールがあって、社長には各自年賀状を送ってた。もう前職とは縁が切れたので今年から年賀状を社長には出さないつもりだったんだけど、前月、前職の社長から喪中のハガキが届いた。退社前の冷遇にも関わらず「こいつ業務を分かってるから万が一の時はいいように使ってやろう、その時のために年賀状（喪中）でも出しておくか」っていう魂胆が透けて見えてひたすら嫌悪感。前職の社長には死んでも年賀状は出さないと心に決めた40の冬。
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