18歳で家を出てから、進学→就職→結婚と、飛行機の距離の実家を離れて、一人で(結婚後は夫と)ここまでやってきた。こうしてここまで来たので、こうしてこれからも行くのだろうとボンヤリ考えていたけど、ちょっと具体的に考えてみた方が良いように思ってる。
実はこのお正月に3年ぶりに会った両親は、正直、予想以上に老けてた。
父親からは以前「自分達の面倒は自分達で見るので、心配無用。その代わり残せるものはない」と言われていたので、その言葉に甘えて深く考えたこともなく、このまま両親は実家近くの老人ホームに入り最期を迎えるのかと思っていたけど、二人が同時に老人ホームに入る訳でもないし、そもそもスムーズに入れるのかどうかも分からないし、本家分家の関係でお墓の無い両親をどうやって弔うのかという問題もある。一人っ子なら諸々一人で決めたら良いんだろうけど(それもストレスだろうけど)うちは3人兄弟なので兄弟で話し合う必要もありそう。しかも兄弟がこれまたバラバラの都道府県に住んでる。
特に父親の方は兄弟が10人と多い。その中でも今後、台風の目となりそうなのが、交通事故後、何十年も入院している伯母(未婚)。その伯母は現在70台半ばでアルツハイマーが始まっている様子。その伯母の何が問題かって、慰謝料やら労災やらで、どうやらまとまった金額をお持ちの様子。兄弟も多いし、兄弟がなくなっている場合は甥姪(え、私?一度もあった事ないんだけど)が相続人になることもあるらしい。元々兄弟の人数も多いので甥姪なども入れたらかなりの人数になりそう。そしてうちみたいに疎遠だと、相続でもめた時に「恥のかき捨て」で下品な要求をする人も出てくるとか。母親は今の段階で「寄付してしまえば良いんだけどね」と言ってるけど、寄付するならするで全員の意見一致が必要なのが、これまた難しいところ。
心の準備のために、介護や相続についての本を読んでおこうと思う。
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